PFOSとは「ペルフルオロオクタン-1-スルホン酸、または、その塩」と呼ばれる化学物質で「残留性有機汚染物質に関するストックホルム条約」において残留性有機汚染物質に追加指定されました。また、日本においても2010年4月よりPFOS含有製品の製造、使用等が事実上禁止となりました。
環境省は「PFOS含有廃棄物の処理に関する技術的留意事項」を公表し、実証実験を行い、適正にPFOSを処理できることを確認出来た事業所にPFOS含有廃棄物の処理を委託する事と定めています。
丸萬商事は、創業約50年の実績をもとに優良業者認定を受け、PFOS含有廃棄物に対しても複数のPFOS処理認定業者と連携し、様々な車両にて安全で適正な回収処理業務を行っております。
従来、九州圏域内にはPFOS含有廃棄物処理認定工場が無く、当域内で発生するPFOS含有廃棄物を処理するためには遠方輸送が必要となっておりました。この度、光和精鉱様と丸萬商事の両社は認定取得に取り組み、2021年3月光和精鉱様にて認定工場の指定を受け、九州圏域内での処理が可能となりました。
処理事業場 | 光和精鉱株式会社(福岡県北九州市) |
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処理方法 | 再生利用(※) |
資本金 | 10億円 |
売上高 | 6,557百万円(2019年実績) |
株主 | 日本製鉄㈱ 50% DOWAエコシステム㈱ 50% |
※ 製錬技術、科学技術及びそれらの設備を活用して廃棄物の処理を行い、「完全リサイクル・資源再生利用」「ゼロエミッション」を達成しています。固定炉があり、PFOS付着装置類も処理可能です。
PFOS含有廃棄物に続き、PFOA含有廃棄物の処理も光和精鉱(株)様で可能となりました(光和精鉱(株)様 発表 2023年10月23日付け)。
2023年4月以降実証実験を行い、分解率、管理目標値等を確認し、所轄官庁へ報告を行いました。
これにより、PFOA含有廃棄物だけでなく、PFOS/PFOA含有混合廃棄物の適正処理も行うことが可能となり、遠方輸送の軽減に貢献できる体制となりました。
詳細は当社(株)丸萬商事へお問合せ下さい。
PFOAとは「ペルフルオロオクタン酸、または、その塩」と呼ばれる化学物質で「残留性有機汚染物質に関するストックホルム条約」において残留性有機汚染物質に追加指定(2019年5月)されました。また、日本においても2021年4月よりPFOS含有製品の製造、使用等が事実上禁止となりました。
環境省は2022年9月に「PFOS及びPFOA含有廃棄物の処理に関する技術的留意事項」を公表し、実証実験を行い、適正にPFOAを処理できることを確認出来た事業所にPFOS含有廃棄物の処理を委託する事と定めています。